アスパラとホッキ貝バター焼きをホットプレートで豪快に

お出かけにはボーダーカットソーとトレンチを着て、マリンスタイルを楽しんだり。衣替えだけで大幅にシフトチェンジできて、ウキウキな北海道の春です。

先日、新南小樽市場で購入した富良野産アスパラガスとホッキ貝。週末にホットプレートでバター焼きしたり、ホッキ貝は半分をお刺身にして美味しく頂きました。

函館「トラピストバター」と生醤油をかけて、甘くて香ばしい北海道の一皿。ホッキ貝はお魚屋さんで貝殻を外してもらい、お家で身を半分に切り、砂をよく洗い流してから、たっぷりのお湯で10秒ほど茹でます。茹でるとピンク色になり甘みも増して、とても美味しいですよ。

お刺身は、噛むと口の中に広がる甘さで、新鮮なホッキが頂ける北海道に生まれて、よかったっ。(ブルゾンちえみ風に)

バター焼きは香ばしさもあり、付け合わせにアスパラもとっても甘いので、貝類がそんなに得意じゃない人も楽しめるのではないでしょうか。

5月から産卵期に入るため、ホッキ漁は出来ないとのこと。そうなるとアスパラ×ホッキは、この4月限定の組み合わせかもしれませんね。

バター焼きを楽しんだあと、大好きな野菜たちをホットプレートで焼いて頂きました。長いも、金美人参、人参、キャベツ、パプリカ、しめじなど。

今回は、バジルソース、ポン酢、焼き肉のタレで頂きます。オイスターソース味の焼きそばで締めて、ご馳走様でした。

4月に入って旬の食材も増え、作りたいお料理が増えてきました!このあとは太陽の光をたっぷり浴びた露地アスパラガスを思う存分楽しみたいです。やはり露地物のアスパラガスは、元気で瑞々しくパワフルと感じます。

また北海道食材のお料理を作ったらご紹介しますね。

皮も手作り!葉にんにくの水ぎょうざ

この季節はやせ我慢で春コートを着て寒いなか出歩くので、風邪を引きそうになります・・。

そんな今日は、葉にんにくの水餃子を作りました。餃子のタネに入れるニラを、葉にんにくに置き換えるイメージです。

今回は、餃子の皮も手作りしました。強力粉と薄力粉で捏ねた生地は30分寝かせます。生地は切り分けて麺棒で円形の皮を作ってタネを包みます。手づくりの皮はくっついて破けやすいので、気を付けましょうね。

ニラや葉にんにくはジンギスカンや炒めて食べるのももちろん好きなのですが、汁ものでしっとりと頂くのも好きです。

葉ニンニクの時期も終わり、これからの季節は北海道産の行者ニンニクを使いたいですね。

北海道も種蒔きや苗植えなどが始まる時期となりました。嬉しい反面、今年はどのように勉強して行こうかなと、意外とプレッシャーに感じております。(笑)シンプルに楽しく頑張りますね。

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円山「コンテ」お花見チーズ特集 オントナWeb更新

北海道は冬の寒さで、また雪が降ってきちゃいました。体調を崩さないように気を付けたいですね。

オントナ リビング札幌Webのサイトで円山特派員として地元情報を発信させて頂いています♩

「チーズの店コンテ」をご紹介致します。

チーズは大好きなのですが、美味しいチーズの選び方については初心者の私。

北海道でも作られる大切な食材ナチュラルチーズについて、もっと知って豊かに楽しみたいと思い、こちらのお店に伺いました。

今回は、チーズ初心者でも気軽に楽しめる、この春おすすめのチーズをコンテさんに教えて頂きました。

ぜひご覧下さいね。コチラ!→円山の「チーズのお店 コンテ」春のお花見チーズ特集

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ミシュラン一つ星獲得の円山イタリアン「TAKAO」でディナー

よく通る道にあるけれど、予約しないと入れない、とても気になるお店って結構ありますよね。

新年度スタートの日、主人は勤続30周年の表彰式がありました。同じ会社で30年も仕事し続けることってすごいことですね。ちょっと照れくさいけれど、主人から感謝の言葉ももらえて嬉しかったです。

そんな素敵な記念日に、初めてご近所のイタリアン「TAKAO」に伺いました。ミシュランガイド北海道2017特別版で一つ星を獲得した名店です。

「Oggi」の高尾僚将シェフが中国上海でのオープニングシェフを経て、2015年に札幌円山にオープン。2017年にはミシュランガイド北海道で一つ星を獲得した名店です。

TAKAOの住所は、以前にOggiのあった場所です。Oggiは昔、2回ほどランチに行ったことがあり、パスタの食材の組み合わせが素敵なお店でした。

ディナーのおまかせコースのみ。洗練された内装に、どこかほっとするような寛げる雰囲気は、旭川の家具「カンディハウス」の座り心地の良いおかげでしょうか。この日は早い時間にいらしたお客様も帰られて、店内は最後まで私たち1組でした。

MENUにはメイン食材のみが記載されています。海明け毛蟹、そら豆、桜マス、行者ニンニク、菜の花、ルルロッソ、甘平、桜2018・・・

一皿一皿が驚きの連続。イタリアンを頂きに伺ったら、アイヌの食材にも出会えるとは思いませんでした。そして全てのお料理がとても美味しい。

素敵なソムリエさんが食材やワインについて、とても詳しく教えて下さったり、ストーリーを感じることが出来る素晴らしいコース料理でした。

ソムリエさんによると、高尾シェフは北海道出身で自ら行者ニンニクを採りに出かけるほど、アイヌ食材にも造詣が深いとのこと。

海明け毛蟹とそら豆。フレッシュなオリーブオイルと。お料理と一緒に頂くパンもとても美味しかったです。

桜マスとビーツ、ペルノー(リキュールの一種)、グリーンピース。こちらにアイヌ料理の「サッチェプ」のフレークが散りばめられています。サッチェプはアイヌ料理で、寒風干しの鮭のこと。

桜エビ、行者ニンニク、菜の花。菜の花のパスタに行者ニンニクがバランスよく入っている春のパスタ。

殻まで丸ごと贅沢に使った超濃厚なワガリガニのソース。北海道留萌産のパスタ小麦「ルルロッソ」に、貴重なアイヌのでんぷん粉「トゥレプ」を5%くわえることで、コツっとした歯ごたえとモチモチ感が味わえます。

「トゥレプ」はオオウバユリの鱗片から採れるのですが、作り方が難しく、粉は極少量のため、特別にアイヌ博物館から分けてもらっているとのこと。ルルロッソはもう有名ですが、そこにアイヌのトゥレプを混ぜる発想が凄い。

甘平のシャーベットでお口直し。さっぱりとして爽快感があります。

オグニ牧場 イチボは、牛のお尻からとれる貴重な部位。こちらのとって~もやわらかなお肉に、「シケレペ」を付けて頂きました。

「シケレペ」はアイヌが薬としても使っていたという実。その実を乾燥させて中の粉を使用したもので、ゆず胡椒みたいなフルーティーな風味がしました。

「桜 2018」は、高尾シェフの春らしいデザート。竹炭で描いた立派な樹の幹には、桜のジュレ。春を感じるくちどけの良いエスプーマとジェラートを楽しみました。

シェフの美味しくて創意工夫のお料理はもちろん、ソムリエさんも、珍しい食材の原材料をわざわざテーブルに持ってきて見せて下さったり、トゥレプの資料を出してくれたりと、素晴らしいおもてなしを頂きました。

ソムリエさんはぴったりの美味しいワインを選ぶだけでなく、お料理に使われている食材や産地についても詳しくわかりやすく説明して下さいました。

主人が私を野菜ソムリエだと紹介したからかしら(^-^;でも、自己満足や情報の押し付けではなく、お客様が求めているサービスを提供するのがプロなのだと、改めて思いました。アイヌ食材のお話には刺激を頂いたので、この機会に勉強したいと思います。

お酒が飲めなくてワインの銘柄やグラッパの感想が書けずにすみません。主人が飲みすぎる位、とって~も美味しかったそうです。

高級店なのでなかなか気軽にはいけないけれど、またいつか記念日に予約したいイタリアン。皆様も機会がありましたら、大切な日に行ってみて下さいね。

支笏湖畔で贅沢な時間を味わえる姉妹店「翠明閣 azzurro」にも、ぜひ行ってみたいと思いました(^^)

 

TAKAO

札幌市中央区 南3条西23丁目2−10

011-618-2217

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