お久しぶりです!お元気ですか?
前回の更新から1年半以上たってしまいましたね。
40歳の誕生日をむかえるので、もう若者ではないな~と。先のことを考える時間が増えましたが、元気でやっています。
先日、道南の森町で開催された、コープさっぽろ「畑でレストラン」に家族で参加してきました!
「畑でレストラン」とは、「コープさっぽろ農業賞」を受賞した生産者さんの畑に、1日限りの「ランチレストラン」を開店。絶景のロケーションの中で、北海道で活躍する人気シェフが畑のとれたて野菜を使い、スペシャルランチコースを提供するイベントです。
ランチの前には、その食材がとれた畑を生産者さんと一緒に歩くファームツアーを実施。
北海道の農業を支える生産者さんやシェフの思いを知り、北海道の食の豊かさを感じるという大人気のイベントです。
道南の森町の生産者 政田農園さんとLa MELA(ラメーラ) 村上岳夫シェフの回に参加しました。
政田農園さんは、戦後開拓で先代が入植し、駒ケ岳の火山れきが残る厳しい自然環境の中、畑作に取り組まれてきました。2代目の政田道明さんは消えつつある日本在来種の栽培、種の保存にも取り組んでいます。品種が豊富な直売所や、手作りの体験交流施設で、消費者との直接交流にも積極的に取り組んでいます。第9回農業賞「奨励賞」を受賞。
楽しくワインが進むイタリア料理に定評がある村上シェフ。大学卒業後に一般企業に就職。学生時代からの夢だった料理の世界を諦めきれず転身。札幌や北イタリアで料理を学び、ソムリエ資格も取得。札幌のイタリア料理店の料理長を務めた後、2012年に同店をオープン。現地の人が納得する現地の味を、北海道の食材を通して表現しています。
初めて体験する「畑でレストラン」、とても楽しみにしていました。
私は野菜ソムリエとしても活動しており、今年は簾舞の畑で収穫体験後、農園レストランでランチをするイベントを企画しました。はい、畑でレストランに憧れがあります。笑
畑の中にテントを立てて、レストランが出来上がっていました!草を刈った畑に10張くらいのテントが立てられ、35名ほどの参加者がお食事を楽しみました。
立派なキッチンカーと記念なパシャリ。この中で村上シェフたちがステキな料理を作っていました。
スペシャルランチコースのメニューをご紹介します!
「ペペローニ リピエーニ」村上シェフが修行したピエモンテのお料理。「政田農園さんのパプリカはとても美味しいです。」と村上シェフ。パプリカの甘さが引き出されて、食べると自然と笑顔になりますね。
「バーニャカウダ いろいろ野菜と」
政田農園さんの新鮮な野菜、シェフのバーニャカウダで頂きます。「政田さんのニンニクは日本一うまいです!」と村上シェフ。バーニャカウダは他の参加者も大絶賛していました!野菜はトロンベッタときたあかり、ミニトマト、にんじん、ししとう。
ピンクの皮の在来種のにんにくを使用。日本在来種の栽培に取り組まれている政田さん。
「リコッタを詰めたアニョロッティ タイムバターソース」薄い手打ちの生地に詰め物をしたパスタ。タイム香るバターソースがフレッシュなリコッタチーズを詰めたパスタにマッチして最高。
「フェンネルの香りのボルケッタと黒キャベツ」ラベンダーポークの豚バラ肉をフェンネル、にんにくでローストしています。マルケ州の料理。黒キャベツは鶏出汁で柔らかくなるまで煮ています。
「南瓜のケーキ」綺麗なかぼちゃ色をした夢いっぱいのケーキ!スパイスはシナモンだと思うのですが、外国の家庭のデザートみたいで美味しかったです。
ピエモンテのお料理は初めて頂きました。少しフレンチの文化も入ってるのかな。ハーブも随所に使われており、ハーブ好きには嬉しかったです。
村上シェフの札幌のお店「La MELA」にも是非伺ってみたいです!
ランチの前には、政田農園のファームツアーも行われました。
開拓時代、駒ヶ岳の近くにあるため、火山岩などにより開墾が大変だったお話。
水捌けがよく、川も少ない土地ですが、かぼちゃ、トマトなどは甘みが強く育つとのこと。
開拓時は、駒ヶ岳と畑が一望できる希望の丘に立ち、未来を語り合ったそうです。
政田農園さんは直売所も大変充実しています。道南方面に行かれる際は、是非お立ち寄り下さい!
お土産に、レッドムーンじゃがいも、かぼちゃ、にんにくを頂きました。お家で頂くのが楽しみです☆