2019はさらにBIG!伝統の巨大キャベツ 札幌大球

今にも雪が降って来そうな寒い季節がやってきましたね。

今日は当別の野菜ソムリエプロ、高橋良一さんの札幌大球畑へ伺いました!

札幌大球

札幌大球は、明治時代から北海道で作られている伝統的な野菜。1個の重さは6kgから大きいものだと20kgと、その巨大なサイズも特徴です。

気さくで勉強熱心な良一さん。野菜ソムリエコミュニティ札幌で出会った大切な野菜ソムリエ仲間です。私も何度か畑に伺わせて頂いたりと、いつも大変お世話になっています。

良一さんを訪ねて作業場へ伺うと、花材として使われるキイチゴの選別のお仕事をされていました。長さごとに選別する丁寧な作業。生産の現場には、新しい学びが沢山ありますね。

早速、札幌大球の畑を案内して頂きました。今年は夏が暑かったため、札幌大球はとても大きく育っていました!その重さ、なんと16kg!巨大なキャベツが畑一面に育つ、不思議な世界が広がります。

キャベツは内側から生長するため、収穫前後に球が割れてしまうものも。パンと割れる音がするそうなので驚きです。少しでもキャベツの成長を遅らせるために、球を根元から持ち上げるように揺らす工夫をされこともあるそう。目

5月に種を植え、11月の収穫まで6か月間。気候の変化をみながら、手間ひまかけて育てているのが伝わってきます。巨大キャベツの作業や収穫、体力のいる仕事ですが、体を労わりながら頑張ってほしいです。

寒玉キャベツの「冬藍」も、収穫して頂きました。瑞々しいですね。いつも畑から、安らぎと元気なパワーを頂きます。

良一さんから大きく育った旬野菜たちをお友達価格で購入しました!瑞々しい冬藍と札幌大球、そのほか聖護院大根、大玉白菜。収穫期でお忙しいなかご対応下さり、本当にありがとうございました。

伝統野菜として道産子に親しまれてきた札幌大球ですが、漬け物以外に煮ても焼いても蒸しても、甘くてとても美味しいのです!

次回の記事では、札幌大球を使ったアレンジ料理をご紹介します。ハーブや旨みのある食材を合わせたり、ヘルシーで美味しいお料理を作りますね。

北海道情報誌「HO」カバンの中身企画に野菜ソムリエとして掲載されました!

10/25発売の北海道情報誌「HO」の「あなたのカバンの中身見せてください」コーナーに、野菜ソムリエとして掲載して頂きました!

野菜ソムリエのカバンの中身・・・テキストや農業雑誌、ハーブティーからお気に入りのポーチまで、福陽的お役立ちアイテムが盛り沢山です。

初めて取材を受けて、撮影前はワクワク&緊張しましたが、編集部のお二人がステキで優しく、リラックスして臨むことが出来ました。

こんな貴重なお話を頂けたのも、畑の生産者さん、記事を書かせてくれた媒体、野菜ソムリエの仲間達、そしていつも支えてくれる主人のおかげです。本当にありがとうございます。

ちなみに今月号の特集は「ススキノ、狸小路、大通界隈 仕事上がりが待ち遠しい 大人の酒場」。お酒好きな人にはたまらない、美味しい札幌のお店が目白押しでした!おススメです。

北海道情報誌「HO」、ぜひご覧くださいね!

宮の森 道産野菜たっぷり本格フレンチ「La Santē」

主人が誕生日祝いにフレンチへ連れて行ってくれました。ずっと気になっていた宮の森「La Santē」(ラ・サンテ)へ。

ラ・サンテは札幌市宮の森にある道産食材を中心とした本格フレンチとワインのレストラン。フーズバラエティすぎはら代表で野菜ソムリエの大先輩である杉原さんがFacebookで何度かご紹介されていました!

食のプロとして切磋琢磨し、札幌の食文化を盛り上げてきたお二人。いつか、こちらのフレンチに伺ってみたいと思っていました。

店内は白を基調としたアットホームな雰囲気。高級フレンチで少し緊張してしまう私ですが(笑)リラックスしてコースのお料理を楽しめました。

私が野菜ソムリエということで、「野菜を楽しむコース」を主人が予約してくれました。野菜の甘み・酸味・旨み、特有の個性を生かした季節の札幌近郊野菜のコース料理。品数の多さにも驚きますが、野菜の種類も約20種類は使っていたと思います!

最初のお料理は「梅シソのスープとグリーンゼブラトマト」。梅シソの爽やかな風味とグリーンゼブラトマトの甘みと酸味が食欲をそそります。シソは食欲増進の効果を期待できて、夏バテで疲れた体を元気にしてくれますね。

「ラタトゥイユと焼きトマト」

トマトの旨みたっぷり。それぞれに美味しい夏野菜を食べ終わると、キッチンからシェフが焼きたてのトマトをお皿に運んでくれました。このあとも度々、シェフが野菜の美味しい瞬間を運んでくれます。嬉しい心遣いですね。

「ラタトゥイユの旨みは、下川町でフルーツトマトを作っている「アテネファーム」さんのトマトだけで出しています。」と高橋シェフはおっしゃいます。産地取材の機会があれば、ぜひ「アテネファーム」へ伺いたいです。

「白茄子とカブとキノコのコンポート」コンポートというと、果物の砂糖煮をイメージしますが、野菜などを柔らかく煮込んだものも指すそう。

とろけるような白茄子とカブ、松茸をあわびの出汁で煮込んだ贅沢なお料理。私は初めて松茸を食べたと思う・・・!後から出てきたあわびもよい歯ごたえでした。

「トウモロコシのブルーテ オレンジ風味」甘み旨みを極めたトウモロコシソースの滑らかな食感に、オレンジの風味がふわっとお口の中に広がります。ブルーテとは、だしにルーやクリームなどでとろみをつけた、なめらかな基本のソースだそうです。初めて味わうお料理に感激!

トウモロコシのフリット、揚げたてを召し上がれ。サクサクと軽い食感に甘みがジュワ。

「ビーツの岩塩焼き」。シェフがテーブルで岩塩をたたき割ってくれるサービスに、思わず動画を撮影しました。

3時間も岩塩の中で焼き上げたビーツは、甘みと旨みが最高で、ビーツ特有のクセがありません。賽の目切りのビーツは、お酢の味付けでさっぱり頂けます。ビーツを様々な調理法で楽しめるのは嬉しいです。

「ジャンボピメントのオーブン焼き」

真っ赤な超肉厚のジャンボピメントをじっくり焼き上げた、野菜そのものの旨みを最大限に引き出した一皿。

インパクト大なジャンボピメントは、江別「アンビシャスファーム」が前身の「いとうファーム」だった時からラ・サンテで使っています、と高橋シェフはおっしゃいます。アンビシャスファームは産地取材に伺ったことのある生産者さんなので、シェフのご紹介が嬉しかったです。

「秋鮭と天然キノコとイクラのリゾット」と「足寄・石田さんの羊のクスクス」、どちらか選べます。私はリゾットを選びました。秋鮭とイクラの食感、きらきら輝く旬の組み合わせですね。

主人のクスクスも一口頂きました。柔らかくて癖の少ない羊肉、クスクスと野菜と一緒にスパイシーに頂けます。

ガトーショコラでお誕生日祝いのサプライズ!ラ・サンテでは記念日のお客様にミニケーキのサービスをしています。

誕生日ケーキはお家にあるので、主人の配慮でケーキは1カットで頼んでいました。通常はミニケーキ1ホールで用意してくれて、お持ち帰りも出来るようですよ。美味しく頂きました。

ケーキの後に、コースの「本日のデザート」も頂けます。5種類位のデザートから選べます。私はエスプレッソのロールケーキとバナナのアイスクリームを頂きました。ほろ苦く甘いロールケーキと濃厚なバナナのアイスがぴったり。

ハーブティーは「ベルベーヌ」を。レモンバーベナのことですね。ハーブは色々な呼び名があり、奥が深いです。


ラ・サンテの「野菜を楽しむコース」、高橋シェフの野菜の味を活かした調理法で、とても美味しく頂きました!

次回は春、ホワイトアスパラガスの季節にも、ぜひ伺ってみたいです。

ラ・サンテ La Santē
http://la-sante.jp/

石狩の養蜂ハーブガーデンで癒しハーブスワッグ作り

はちみつ草

お久しぶりです。福陽です。

先週はハーブやお花と過ごした1週間。

石狩の養蜂ハーブガーデン、La table verte(ラ・ターブルベール)のオープンガーデンに伺いました。

はちみつ草

ラ・ターブルベールは、元建築家の尾形さんご夫婦が営んでいる素敵なガーデン。ご主人のご病気をきっかけに、食や植物、そして農や養蜂について学ばれ、養蜂家になられました。

ハーブやフィトセラピーにも造詣が深い奥様の尾形優子さんは、若手生産者や講師などハーバリストにとっても師匠のような存在。

マロウブルー

私も有機ハーブティーの専門店スタッフとして、ぜひ尾形さんのハーブガーデンに伺いたいと思っていたので感激です。

ひまわり 蜜

この日は、9月の北海道らしからぬ、33度という驚きの気温!

沢山のハーブと植物、お花に出会えました。特に嬉しかったのは、ドライハーブティーにブレンドされるカレンデュラ、コーンフラワー、ホップ、マロウ、エキナセアをフレッシュで見られたこと。

無農薬のガーデンで、のびのびと育つ植物たち。風が吹いたり、手で触らせてもらったり。ふわっと香るハーブたちに本当に癒されました。

カレンデュラ、コーンフラワー(ブルー)、バジル各種(レモン、ホーリー、スイート、赤・・・)ホップ、レモンバーム、レモンバーベナ、ローズマリー、タイム、ローズヒップ、ハマナス、ラズベリー、マロウ(ブルー、マスク)、エキナセア、ボリジ。

セージ、フェンネル、パセリ、チャービル、ナスタチウム、ひまわり、はちみつ草、タンジー、マユミなどなど・・・種が飛んだ秋咲きジャーマン・カモミールも。

ハーブティーはもちろん、養蜂の視点でも、ガーデンを見学できたことは大きな学びでした。

例えばバジルは食用だと、花が咲く前の葉を柔らかいうちに収穫。花は咲かせないことが多いですが、ラ・ターブルベールではミツバチが来られるように、綺麗で香りのよいバジルの花が沢山咲いていましたよ。

ガーデン見学のあとは、comoco フラワーディレクター 荒まこと先生に教わりながら、ガーデンで収穫したハーブでスワッグ作り!各々、スワッグに使いたい好みのハーブを摘み取らせて頂きました。

荒さんとは有機野菜がきっかけで出会いました。地域に根差した活動や野菜、そして人とのつながりを大切にされている素敵なかたです。

スワッグ作りは真剣です!集中して早く仕上げたいっという気持ちがあったかも?!

ローズヒップとカレンデュラ、マユミのかわいらしさに、荒さんのアイディアで集めて下さった秋らしいグラス類やシードヘッドがアクセントに。香りのよいハーブも選ばせて頂きました♪

細長い花材を使わせてもらい、縦長のスワッグが完成。かわいさに加えて秋の雰囲気も取り入れたくて、下部に空間を作ってみました。真ん中が私のスワッグです。いかがでしょうか?

参加者の皆様の作品、同じガーデンの植物を使っていても三者三様。綺麗ですね。

手しごとの後は、びっくりするくらい美味しい尾形さんの蜂蜜をテイスティングもさせてもらい、充実のひと時でした。

スワッグ、福島家のシックなスペースに吊り下げました。

尾形さん、荒さん、素敵な体験をありがとうございました。

春夏野菜たっぷりワンプレート

国産 にんにくの芽

たっぷり野菜が食べたくて。
まつの幸せ野菜ボックスで、ワンプレートごはん。
立派なニンニクの芽、黄フルーツパプリカと豚肉、オイスターソースの味付けで炒めました。

太くて立派なニンニクの芽は甘くて歯ごたえもよく、豚肉と相性抜群!ご飯がススみます。
ヤングコーンとインゲンはバター炒めでシンプルに。
綺麗な色の紫水菜ときゅうりのサラダは、キヌアや茹で大豆、紫玉ねぎと。
フーズバラエティすぎはらの花様ドレッシングで美味しく頂きました。野菜の旨味を引き立てるドレッシングですね。

トマトと卵のスープも大好き。トマトは入れる前にさっと焼いて甘みを出しています。

ラストはズッキーニのマスタードマリネ。芝木農園さんのズッキーニです!今年も食べられて嬉しい♫

まつの野菜ボックスは、私は今回が最後です。
これからも野菜と食で、沢山の人に笑顔を与えてほしいです。
野菜、とても美味しかったです。ご馳走様でした。

まつのさんに携われたことで、野菜ソムリエとしてすごくよい経験になりました。

のんびり屋に見えて、すぐ結果を求めてしまいがちですが、笑
こういう経験を積み重ねて、いつか自分でも素敵なことが出来たらいいなと思います。
次回のフルーツボックスも楽しみです。

そしてもう一品!夏に絶対食べたいジェノバソースを作りました。
芝木農園のバジル12枚、まつののサラダケール2枚とくるみ、オリーブオイル、黒オリーブ、塩をフードプロセッサーでカットして完成!バジルが手に入ったときには作りたいメニューですね。

「アスパラガスと鶏肉のジェノベーゼ」。
芝木農園のバジルは、よい香りが強く感じ、新鮮で元気。料理の主役になれちゃいます。
そして、まつののケールは、独特のクセが無く食べやすかったです。サラダにするのもおすすめ。

とても美味しかったです~!今まで作ったバジル系パスタの中で、一番美味しくできたかもしれない!

次は冷製パスタにジェノバソースを使ってみたいです♪

春野菜とホタテのサラダでベジlabo

お久しぶりです。最近、 福陽ブログがじっくり書けず、寂しい感じになっちゃっています。涙 整えたい~。インスタ@yokofukushima914と「リビング札幌Web」は更新中です。

福陽ブログを見に来て下さる方も時々いらっしゃるようで、大変ありがたいです。

かぶ アスパラ サラダ 美生柑

「春野菜とかぶのサラダ」久しぶりのお料理投稿(^-^;

メイン食材のカブ、アスパラガス、ホタテは北海道産。美生柑は「まつの」から頂きました。どの食材もそのものの味を楽しめて、瑞々しく春を感じるサラダですね。ドレッシングはマスタードとビネガー、オリーブオイルをベースに作りました。


大通西24のフードセンター前、桜が少し咲いていました。今日は寒かったけど、春はもうすぐそこなのかな。